A LA MEXICANA

メキシコ情報満載でお届けします


In 11 2010

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01
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メキシコにおける多様性。

メキシコと言えば多民族国家ですが、その民族性は先住民族において語られることが多いですが、メキシコには実にさまざまな国・地域からの移民が生活しています。
私は以前Polancoで仕事をしていたのですが、Polancoと言えばイスラエル人が非常に多い地域なのです。とりわけOrtodoxoと呼ばれるユダヤ教の正統派である人たちなので、男性に関しては一目でわかります。
2001年のデータによるとメキシコには50,700人のイスラエル人が居住しており、90%がメキシコシティー在住でとりわけPolanco, Santa FeやCondesa-Hipódromoに多くが生活しています。
Polancoで仕事をし始めた頃はOrtodoxoがたくさん職場周辺を歩いているのが最初は非常に印象的だったのですが、そもそもPolancoはイスラエル人が開発したともいえるエリアで、Sinagoga(シナゴーグ)も目立ちます。
直接イスラエル人とは何の関係もない生活を送っていましたが、ある意味イスラエル人のいる環境にもそれほど違和感を感じず生活していたわけです。

そんな毎日を映画5días Sin Nora(邦題 ノラの遺言)を観つつふと思い出しました。
5 dias sin Nora

この映画は2010年のアリエル賞で作品賞を受賞した作品で主演男優賞、助演女優賞、オリジナル脚本賞なども受賞もしています。日本ではSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2009で上映されていて脚本賞を受賞しています。
若手女性監督の作品でイスラエル人夫婦、そしてその子供とそれらを取り巻く環境を離婚した元妻の自殺、葬儀を通して描いていきます。
5 dias sin Nora 2

ストーリーは主人公であるJoséは近所に住む30年連れ添った元妻であるNoraが自殺をしたことを知りますが、ユダヤ教である一家はラビの指示に従い5日後に葬儀を行うことに。しかし、これがNoraがJoséに葬儀を司るように考えた完璧な計画だったことにJoséは気がつきます。ただし、同時にJoséがベッドの下に落ちていた一枚の写真に気がついてしまったことからNoraの完璧だった計画が崩れていって・・
と言うお話です。

メキシコにおけるユダヤ教徒、自殺を禁じるユダヤ教などいままでメキシコ映画で取り上げられることのなかった、そして重いテーマではあるのですが、それほど重く感じなかったのはところどころにユーモアが織り交ぜられていたせいもあるかと思います。また細部までこだわった脚本、映像も非常によかったと思います。
また家族、夫婦、そして一個人としての信条、生き方と宗教・社会とのかかわりを考えさせられる作品でした。

映画を通してメキシコの多様性に触れることのできる秀作だと思います。


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テーマ メキシコ    ジャンル 海外情報



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