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René BurriとAntiguo Colegio de San Ildefonso

私はMUSEO(博物館・美術館)巡りが好きだ・・というのはこのブログでも何度も書いてますが、そんなMUSEO好きな私にとって特に素晴らしいと思っているMUSEOがこのAntiguo Colegio de San Ildefonso
このMUSEO自体の紹介の前に、つい最近行って来た展覧会をご紹介。
un mundo
Che Guevara, Havana, 1963
Rene Burri


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説明の必要もないかもしれないくらい有名な写真家René Burriの写真展。
「1933年、チューリッヒに生まれる。
国立高等工芸学校(日本の大学にあたる)でデザインを学ぶ。これが、のちの写真や映画製作の上で彼の最も特長的な要素「優れた色彩と造形美」の基礎を形成することになる。
1955年マグナムに参加、59年に正会員。その活動範囲はスチール写真だけにとどまらず、フィルム制作やビデオにもおよび、1967年にはニューヨーク国際映画テレビ祭で最高賞を受賞した。1963年、葉巻を燻らすチェ・ゲバラの有名なポートレイトを撮影。建築家とも交流が深く、ル・コルビジェのアトリエなどを撮影している。1988年には、大規模な回顧展「ルネ・ブリ/ひとつの世界」をチューリヒ市立美術館、パリの美術館パレ・ド・トウキョウで開催した。
主な写真集に「DIE DEUTSCHEN」(1962、rep.1986)「ONE WORLD」(1984)、「AMERICAN DREAM」(1986)などがあり、日本では「ガウチョ/草原の疾走」が1994年に出版され、その他「Luis Barragan」(2000年)などがある。写真の他、コラージュやスケッチでもその才能を発揮している。2004年、集大成の写真集「Photographs」をイギリスで出版。」
「」内はマグナム・フォトのHPより
http://www.magnumphotos.co.jp/ws_photographer/bur/index.html

René Burriの名前を知らなかったとしてもこのChe Guevaraの写真は見たことある人が多数いるのじゃないかと思います。残念ながら作品の撮影は禁止されているのでここではご紹介できませんが、数多くのRené Burriの有名な作品が展示されていて、興味深かったです。Che Guevaraの写真は生前のChe Guevaraの人間的な面・・あどけない表情や好青年といった感じの写真が多く、伝説となった男というよりは一人の気さくなアルゼンチン人のように思える写真が印象的でした。

René Burriはかなり几帳面な人らしく、今まで取材で訪れたときの飛行機の搭乗券の半券などもたくさん展示されて、けっこう日本にも来てたようですね。飛行機のチケットではないけど、大阪の万博の取材にも来ていたようでプレスに渡されるIDカードなどもありました。

この展示、9月から開催されていたのですが、明日13日が最終日です。

それでは、このMUSEO自体のご紹介。入り口から入るとこんな感じです。この建物自体は1588年に建てられたもので、Colegioという名前の通り学校でしたが、当初はイエズス会の神学校でしたが、その後高校として使用されていたこともあります、1993年に "México, esplendores de treinta siglos"と言う展示会を開催するにあたって全面的に補修工事が行われて、以来メキシコでもっとも重要なMUSEOのひとつになっています。
san ildefonso 4

また、このMUSEOの重要性は壁画にあります。ここはメキシコ壁画運動発祥の地と言われています。1920年代当時の教育省大臣であったJosé Vasconcelosが一般市民への啓蒙活動として複数の当時活躍していた画家達に持ちかけ、ここSan Ildefonsoでその動きが始まったわけです。
san ildefonso 5

その画家にはメキシコ3大壁画家であるDavid Alfaro SiqueirosやJosé Clemente OrozcoそしてDiego Riveraが含まれていたわけですが、その壁画を見ることが出来ます。
san ildefonso 7
san ildefonso 6

これはOrozcoのMaternidadです。Maternidadというのは日本語に訳すと「母性」ですが、この壁画はルネッサンスの影響を多分に受けた作品です。当時、裸のVirgen(聖母)が赤ん坊を抱くというこの作品が論議を呼びましたが、Orozcoはこの壁画に描かれているのはVirgenでなく、母親なのだと主張しました。この壁画は個人的も好きな作品です。
san ildefonso 8

これは1926年に描かれたJosé Clemente Orozcoの有名な作品"Cortés y La Malinche"です。
san ildefonso

階段を上がる途中にあるこのステンドグラス、とても素敵だと思います。
san ildefonso 2

階段の壁画も見ごたえがあります。Jean CharlotのMasacre en el Templo Mayor(1922-1923)です。
san ildefonso 3

こちらはFernando LealのLa fiesta de Nuestro Señor de Chalma(1922-1923)
写真でごらんいただいた通り、ここは展示内容だけでなく、建物そのものの価値が素晴らしいと思います。展示内容にも寄りますが、やはりこのMUSEOは人気があるので、常時けっこう混んでいますが、場所もZócaloから近いのでぜひ足を運ばれることをお勧めします。
こんな素晴らしいMUSEOにもかかわらず、日本のガイドブックなどでは紹介されてないからでしょうか、ここで日本人を見かけたことはありません。ヨーロッパなどからの観光客は多く見かけますが・・。せっかくメキシコシティーにいるのであれば訪れる価値のある場所です。
ちなみに火曜日は無料なのでうれしい限りですが、反面すっごく混みます。行列が出来て入場待ちでけっこう待つこともあるので火曜日に行くなら開館一番で早い時間に行かれることをお勧めします。

Antiguo Colegio de San Ildefonso
Justo Sierra 16, Centro Histórico de la Ciudad de México
06020 México, D.F
火曜日~日曜日10:00- 17:30
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テーマ メキシコ    ジャンル 海外情報



 

Comments

Edit
私もメキシコ暮らしの経験者です。なつかしいいなああ。
どこに住んでらっしゃるんですか??
Edit
sakuraさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
私はメキシコ市の中心部に住んでます・・って、けっこう大雑把な言い方ですが。
ブログ、お邪魔させていただきましたが、いろいろ共通点があってびっくりしました。ちなみに、私は日本語教育に数年間かかわっていましたが、一方で開発分野にもかかわってきました。で、現在開発分野で食べてます。あと、アメリカには留学していました。
また、このブログにも遊びきてください。

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