A LA MEXICANA

メキシコ情報満載でお届けします


--
Category: スポンサー広告   Tags: ---

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


06
Category: MÉXICO 世界遺産   Tags: ---

小さな世界遺産の大きな世界。

先日友人が遊びに来ていた週末のお話。せっかくきてくれた友人をどこか特別なところを案内してあげたいな・・と思ったのだけど、友人はもうメキシコに何度も来ているので思い浮かぶところにはもう、全部行っているし・・。と、考えていたらふと、そうだ、Luis Barragán邸に行こう、と思いつきました。ここは2004年に世界遺産に登録された、Luis Barrgaánの自宅兼スタジオです。

「ルイス・バラガンの建築の基本は、白を基調とする簡素で幾何学的なモダニズム建築であるが、メキシコ独自の、たとえば民家によく見られるピンク・黄色・紫・赤などのカラフルな色彩で壁を一面に塗るなどの要素を取り入れ、国際主義的なモダニズムと地方主義との調和をとった。また庭園や屋内に水を張った空間を取り入れたり、建物に溶岩やメキシコ独特の植物からなる庭園を作ったことも特徴である。バラガンは正式な建築図面をほとんど描かず、イメージスケッチによるデザイン、設計を行い、そのイメージスケッチを元にアシスタントなどが図面を描いたとされる。」(「」内はWikipediaより)

このCasa Luis Barragán(Luis Barragán邸)は有料で見学できますが、事前に予約が必要です。
自分で予約するのがめんどくさかったり、言葉の問題があったりする場合はメキシコシティーの日系旅行代理店で申し込めます。時間のない方、確実に行きたい方には送迎も付いていいと思いますが、その分お値段もけっこうする(100ドル前後)ので、逆に言えば時間があって言葉が出来る方は断然自分で申し込む方をお勧めします。自分で申し込めば100ペソ(10ドル程度)です。おそらく電話で対応してくれる人は英語もできると思います。見学はグループでガイドが付いて説明をしてくれるのですが、それも当然英語とスペイン語、選択できます。詳しくはこちらをご覧ください。

私も事前にちゃんと予約しておくつもりが、仕事で忙しく、結局友人が到着したその当日になってしまいました。で、電話して翌日の土曜日の予約をお願いすると・・

「既に予約で一杯です」

ええーー。そんなぁ。私はいつでもいけるけど、友人は明日しかダメなのです。と、言うことで、ここは泣いて落とすか・・と考えていると・・「今日の5時からのグループなら空きがあるけど」

え。今、4時15分。でも、今からすぐ出れば間に合う。
と、言うことで急遽Luis Barragán邸へ向かう。Luis Barragán邸の周囲は決して豪邸が建ち並ぶエリアではなく、庶民エリアです。なので、外見は「これがLuis Barragán邸」といわれなければ気が付かないほど、周りに溶け込み、かつ質素な感じがします。
barragan
もちろんこれはLuis Barragánが意図的にしたことですが。

さて、到着。既に見学者らしき人が3名いました。
barragan 2

このLuis Barragán邸見学、申し込む人の9割近くが日本人・・なんて聞いていたので他にも日本人がいるかと思いましたが、やはり平日の5時、かつスペイン語コースだと日本人は条件があわないんでしょうね、日本人は私達だけでした。
casa luis barragan

これが入ってすぐのところ。(写真はお借りしたものです)このピンクがとても素敵。特にゆりの花が花瓶にさしてあってそれもピンク色で、葉っぱの緑との対比がとても美しかったです。

正直、私はLuis Barragán邸に対してそれほど期待はしていなかったのですが、案内してもらううちにとっても引き込まれました。建築という形で自分の思想を形にするということがとてもおもしろいな、と思いました。色使い、何よりも光をどう効果的に演出するのか、とても興味深かったです。

そして、何より心を奪われたのは庭。あまりにも素晴らしかったので、しばし見入ってしまいました。
ガイドさんによると、Luis Barragánは緑色を絶対に使わなかったそうですが、それは「緑は自然であるべき」、つまり自然にある植物の緑を家という空間の中にいかに取り込むのか、という視点を重視していたそうです。私、緑色、大好きで、自宅にも緑がいっぱい・・自分の凡人っぷりを再確認 苦笑。
でも、もちろん私も自然の緑を取り込めるだけの財力があればそうしたいものです。

Luis Barragánは孤独が芸術作品を生み出すひとつの条件としてあげていますが、このLuis Barragán邸には孤独と言うよりも静けさと光の調和が安らぎを創り出しているように思えました。

残念ながらと言うか、当然の事ながら邸内は撮影禁止です。
でも、その方が写真はあきらめてじっくりと自分の眼で味う事ができるように思います。

この小さな世界遺産には小さくとも大きな世界が広がっていました。

↓お気に召しましたら「ぽちっ」とお願いします。

人気ブログランキングへ
関連記事
スポンサーサイト

テーマ メキシコ    ジャンル 海外情報



 

Comments

Edit管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Edit
現代メキシコの建築家 
傑出した作家が沢山の作品を残していますがバラガンが何故世界遺産になったのか理解できません 下記の3人の方が斬新なデザイン構造の建築物が多いと思います

1)Felix Candelaは仏のコルビジェが作品群として申請している様に纏めて世界遺産に申請しても良い作家と思います 余りにも多いのでネットで検索されて下さい

2)Pedoro Ramirez Vasquezas人類学博物館、新ガダルーペ寺院、アステカスタジオ、UNAM等

3)Ricardo Legorretaホテル カミノレアルで有名ですが海外のほうが作品が多い
日産クエルナバカ工場は彼の2作目の作品
Edit
鍵コメント主さん
別途メールにてお返事いたします。
コメント、ありがとうございました。
Edit
忍者さん
私は建築物を観るのがとても好きですが、メキシコには優れた建築家、建築物があって素晴らしいと思います。ただ、私は素人なので彼の建築が世界遺産に値するかどうかをここで論じることは出来ませんし、そもそも世界遺産=手放しに素晴らしいとも思っていません。エントリー中の私の書きぶりが誤解を招いたかもしれませんが、決して世界遺産だから素晴らしい、と言うことが言いたかったわけではありません。個人的に素敵だな、と思った、ただそれだけのことなのですが・・。

Leave a Comment








1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

top bottom
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。