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世界遺産 Misión Landa

ずいぶん前、といってもかろうじて今年に入ってからの話なのだけど、世界遺産にも登録されているQuerétaro州にある「シエラゴルダのフランシスコ会伝道所群」を訪れてきました。伝道所群とあるとおり全部で5つあるのですが、仕事で行ったので訪問できたのはそのうち2つ。ちょうど仕事で訪問したところの近くにこのMisión Landaがあったので、立ち寄ることが出来ました。
mision landa

Queretaro州といえばメキシコシティーからも近い・・と思う方も多いと思いますが、シエラゴルダのフランシスコ会伝道所群の基点となるJalpanまでは実はけっこう大変な道のりで、車だとQuerétaro市から3時間くらいずっーーーーーーーーーーーーーーーーとくねくね道。バスだと4時間くらいのカーブが続く上に揺れも車より大きいので車酔いする人はかなりきついと思います。それもあってかこの素晴らしい世界遺産を訪れる人はかなり少数のようです。私も自力ではちょっと大変そうだと思いなんとか仕事でいけないものか・・と自分で企画をして見事とその企画がOKになり車を手配し、仕事の一環として訪れることが出来ましたが、自然もあって、のんびりしていて、そして良い天気だったので伝道所もとてもきれいに映りました。
mision landa 2

これが、世界遺産に登録をされていることを証明するプレート。2003年の登録なので、まあ、比較的新しい方だといえると思います。
mision landa 4

とにかく見入ってしまうMisión Landaですが、シエラゴルダのフランシスコ会伝道所群の説明を少し。
「シエラ・ゴルダのフランシスコ会伝道所群は、メキシコの世界遺産のひとつ。シエラ・ゴルダ地方の伝道所群は、メキシコのキリスト教化の過程で、フランシスコ会士によって18世紀半ばに設立されたものである。この伝道所群は、伝道が余り行われてこなかったアリゾナ、テキサスなどへの伝道の拠点としても機能した。豪奢な造形のファサードを持つ聖堂なども評価され、5つの伝道所がユネスコの世界遺産に登録された。」「」内はWikipediaより
mision landa 5

ちなみに5つの伝道所とは・・
ハルパン・デ・セラ市(Jalpan de Serra)
サンティアゴ・デ・ハルパン(Santiago de Jalpan)
ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・ルス・デ・タンコヨル(Nuestra Señora de la Luz de Tancoyol)

ランダ・デ・マタモロス市(Landa de Matamoros)
サンタ・マリア・デル・アグア・デ・ランダ(Santa María del Agua de Landa)
サン・フランシスコ・デル・バレ・ティラコ(San Francisco del Valle de Tilaco)

アロヨ・セコ市(Arroyo Seco)
サン・ミゲル・コンカ(San Miguel Concá)
mision landa 6

シエラ・ゴルダ地方の伝道所群は、メキシコのキリスト教化の過程で、フランシスコ会士によって18世紀半ばに設立されたもなのですが、21世紀の現在でもここまでの道のり(Querétaro市からJalpan市までの道)はけっこう大変なので、18世紀当時、このような伝道所を僻地に建てたことはすごいと思うと同時に、当時の布教という信念と狂気は紙一重のような感じを受けました。(けっして宗教を批判するという意味でありません)
mision landa 9

正式名称はSanta María de las Aguas de Landaと言いますが、LandaはChichimeca族の言葉でlan-haといい、湿地・沼地を意味すると言われています。1760-1768に建てられたのですが、そんなに昔に建設されたとは思えないほどよく保存されています。道のりはかなり大変だと思いますが、ここまで来る価値は個人的にはあると思います。
mision landa 8

外観とは打って変わって、中はかなりシンプル。平日でもあったからだと思いますが、誰もいませんでした。観光客も他の世界遺産と比べてかなり数は少ないと思います。
mision landa 7

これはFray Junípero Serraといって1750年にSierra Gordaにフランシスコ派の修道士としてやってきて1784年に70歳で亡くなるまで34年間にわたってこの地での布教活動を行った人です。ちなみにこの伝道所群を見てまわる基点となる街はJalpanですが、Jalpanの正式な名前はJalpan de Serraと言いますが、Fray Junípero Serraへの敬意を表し、Jalpan de Serraになったそうです。
mision landa 10

とにかく静かでゆっくりと鑑賞できるところがとても気に入りました。車がないとちょっと難しいかもしれませんが、ホテルなどでは5つの伝道所を回るツアーもあるので、日帰りではなく1泊以上して伝道所以外にもたくさんあるSierra Gordaの魅力を味わうのをお勧めします。

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テーマ メキシコ    ジャンル 海外情報



 

Comments

Edit
数ある日本語のHPでシエラゴルダが紹介されたのは初めてと思います貴重な写真を拝見しました こんな山奥に巨大な僧院群を建設するのに建材もさる事ながら人をどうやって集めたやら余計な心配をしました

90年代の始めにケレタロ州政府と交渉していた時にメキシコに興味を持っている様だが今日世界遺産の申請の為調べに行くが一緒に来ないかと仕事そこのけで連れて行って貰いました
急だったのでカメラを持たず何箇所も廻ったのに眼に焼き付けただけで残念でした

夕方近くになって食事をして帰ろうと(これが私を誘った理由?)Landaから一時間半掛けてSLP州に入った所の小さなホテルEl Castilloに着きました
支配人が是非見て行けと車で数分の場所に案内されて一瞬眼を疑いました 夕闇迫る中荒れ果てた庭園に巨大な構築物が連立し正にお化け屋敷か幽玄境か不思議な光景でした

英国国王ヘンリー7世の庶子(女性)が移住してきた米国の大富豪(Dodge一族)と結婚して出来た子がメキシコに理想の地を求め財力に物を言わせて建設した別荘で屋敷は大した事はないのですが庭園の凝った事
彼はシュールリアリズムの信奉者でダリ、ピカソをはじめとした当時の芸術家のパトロンでこの構築物もダリの作品でした
オークションのカタログが印刷される程の絵画コレクションも有ったそうですがすべて散逸したそうです
この場所に決めたには湿度が高く多数の蘭が自生していた為で独身だった彼はここで蘭と美術品に囲まれ一人で生活していた正に奇人でした
此処を建設する為の仮り住まいの場所がこのホテルです
次回是非ここを訪れて写真を撮って来て下さい 満月の時にこのホテルに泊まり見に行くと素晴らしいと思います
Edit
忍者さん
確かにSierra Gordaの世界遺産のお話はなかなか見かけないですよね。それだけやっぱり訪れる人が少ないのでしょうね。

コメントにある庭園(Las Pozas)の話、何度か聞いたことがあります。機会があれば行ってみたいと思いつつ、なかなか足を伸ばせない状態です。でも、SLPは実は本当にたくさんの魅力のある州で、今度の旅行の候補地のひとつです。

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