A LA MEXICANA

メキシコ情報満載でお届けします


--
Category: スポンサー広告   Tags: ---

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


09
Category: MEXICO見所 地方編   Tags: ---

チアパスの密林から考える。その⑤

今回でチアパス密林日記も終わり。
chajul 21

カヌーに乗って水面から眺める。この川はRio Lacantúnというのだけど、Rio Chajulと合流するあたりからわずか500メートルでグアテマラ、川を越えて中米からの不法入国者が入ってくる。密林を監視することは実質上不可能なので不法入国しようと思えば難しい話ではない。帰路Villahermosaまで送ってもらったのだけど・・これがまたこの訪問の締めくくりにふさわしく、中米とメキシコ、そしてアメリカとの関係を考えさせられる旅路でした。
車内は密林にある研究施設lに滞在していた別のメキシコ人生物学者たちと私達一行とNGOのドライバー。メキシコ人がドライバーに「君はTuxtla(チアパスの州都)出身なの?」と聞いたら、ドライバーが「いや、MorelosのCuautla出身」と言ったのでびっくり。こんなところでMorelosっ子に会うなんて。すかさず、私がMorelosの州都Cuernavacaに住んでいたことや今でもよく行くことを話しことからいろいろ道中話すきっかけに。

彼はもう12年もここで働いていて、その間数え切れないくらい周辺を車で移動していている。彼いわく「中米からの不法入国者についてなら本を書ける」くらい知っているんだそう。
例えば、道を走りながら時折歩いている人たちとすれ違うのだけど「ほら、あれも中米人。もちろん不法入国だ。」なんてコメントを聞いてびっくり。私はてっきり地元のチアパスの人たちだと思ってたので。だって、本当に「ちょっとそこまで」的持ち物と服装だし。見た目にはチアパス人と違いを感じない。だけど、彼に言わせると見た目もチアパス人とは違うのですぐわかるんだそう。私は割りと中米人とメキシコ人の違いはわかるつもりだったんだけど。

彼らは歩いて、歩いて、どこまでたどり着くんだろう、たどり着けるんだろう・・そんなことをすれ違うたびに考えてみた。
もちろん目指すは「北」つまりアメリカ合衆国なのだけど、メキシコに残る人も多い。途中、飲み物を買いに寄った街。ドライバーに言わせると「ここは南のTIJUANAだ」と言うくらい中米人がたくさんいて、ここから更に北へ行く者、行こうと考えている者、ここに残る者。メキシコ人から見ればここは南の端。だけど、中米人から見ればここも既に「北」。ここでは中米人が差別され、もっと「北」へ行けばメキシコ人も差別される。
chajul 22
話を密林に戻します。
chajul 23

ここはラカンドンの土地。彼らは自然、特に木を神聖視していたため、密林には樹齢何年かわからないけども古い木がたくさん残っています。ちなみに樹齢がわかりにくいのは熱帯雨林では木にはっきりと年輪がでないので樹齢がわかりにくいのです。
ch

ちなみに写真左に移っている石碑がここがラカンドンの地であることを示すものです。そして左の建物の壁に文字が書いてありますが、これはハリケーンミッチの時、ここまで水位が上がったとのことです。

街中に住んでいると、自然が急速に失われていると聞いてもピンとこないことが多いですが、今回チアパスの密林がどんどん切り開かれ、空が曇るほど木が燃やされている光景を目の当たりにするとその光景はまるでこの世の終末のようでした。
でも、それはチアパスの片隅でひっそりと行われていることではなく、もうすぐそこまでその煙は近づいているように思います。

↓お気に召しましたら「ぽちっ」とお願いします。

人気ブログランキングへ
関連記事
スポンサーサイト

テーマ メキシコ    ジャンル 海外情報



 

Comments

Leave a Comment








1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

top bottom
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。