A LA MEXICANA

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Category: MEXICO見所 D.F.編   Tags: ---

Kiosco Morisco

以前ここでお勧めのロシア料理のレストランのお話を書きましたが、そのレストランのすぐそばにびっくりするような建物があります。
santa maria

この建物の名前はKiosco Moriscoと言います。はじめてこのキオスクを見たとき、ものすごいびっくりしました。このキオスクのある場所はSanta Maía de la Riveraという地区で、メキシコシティーでも最も古い地区のひとつです。ただ、何かないと普段は行くことはまずないと言うようなエリアでもあると思います。そのひとつにこの周囲の治安が非常に悪いことが上げられると思いますが、このキオスクの周辺に限って言えばそんなことはなく、非常にのどかなのですが、見学されるときは移動にお気をつけください。
余談ですが、この地区、メキシコシティーで最も古い地区だけあって、他の建物も非常に古く、独特の街並みと雰囲気があります。まあ、治安上の理由からあんまりうろうろするのはお勧めではないですが、私はけっこうその街並みの雰囲気は好きです。で、古いがゆえにアパートなどの家賃が安く、かつ交通の便もけっこういいので、日本人の学生さんや現地採用で働いている人など割と住んでいる地区でもあります。
santa maria 2

話はキオスクに戻りますが、私がびっくりした理由はいくつかあるのですが、そのひとつはもちろん建築様式です。Kiosco Moriscoと名前にあるとおり、これはイスラム建築Arquitectura Moriscaですが、なんでこんなところに?どういう理由で??・・とまたまた私の好奇心をあおったわけです。
santa maria 3

もともと、イベロアメリカにおけるイスラム文化に興味がある(あくまで興味であって、知識はありませんが)私にとってはすごく興味深い建物なのです。
santa maria 4

このKiosco Moriscoは1910年からこのSanta Maía de la Riveraに移されて、それ以来この地区のシンボルとなっていますが、それ以前のお話になると諸説あるようなのですが、一例をあげると、このキオスク自体は1884年にサウジアラビアの国王によってメキシコに寄贈された、と言う説とJosé Ramón Ibarrolaが設計したものをアメリカ人富豪で友人であったAndrew Carnegieが支援し建設された・・と言う説など。
santa maria 5

何事も歴史を知った方がはるかに面白いと思いますが、知らなくてもこのキオスクの美しさは十分伝わると思います。
santa maria 6

建築物を観るのが好きな私はいろんな角度からじっくり眺めてその美しさと、その建物の持つ「哲学」を味わうのが好きです。メキシコにはそんな私の興味が尽きない建築物がたくさんあります。
santa maria 7

じっと見ていると、イスラム建築と言えどそこにはまたいろいろな文化の影響があるわけで、それを観ていると一体自分がどこにいるのか、わからなくなってくる不思議さがあります。
santa maria 8

今はここはコンサートなどいろいろなイベントが行われる会場となっていて週末はいつも何かしらイベントがあって周辺の住民がのんびりイベントを楽しんでいます。
santa maria 9

私が何年住んでもメキシコに飽きないどころか、ますますメキシコっておもしろい、と思うのはメキシコ文化の中にみられる様々な文化のモザイクによるものなんだと思います。

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テーマ メキシコ    ジャンル 海外情報



 

Comments

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古い植民地時代の建造物にアラブ風が多いのは初期に渡って来たスペイン人は貧しい南部の人が多く住んでいた土地がアラブに支配されその文化に影響されていたのでメキシコに行っても自分達が住んでいた街を再現しようとしたからと聞いた事があります
そう言われると古いコロニアル市ほどアラブ風の教会が沢山あった様に思えます
この場所が危険な所になっているとは信じられません残念ですね
Edit
忍者さん
確かにメキシコに見られるアラブの影響はスペインを通した間接的な物も多く見られ、タラベラ焼きなどはその代表例だと思います。かつて私はモロッコからイベリア半島(スペイン・モロッコ)を旅したことがありますが、そのときの大きなテーマがまさにAzulejosでした。余談ですが、タラベラ焼きの本場プエブラはメキシコの教徒みたいなところですが、同時にアラブ色の強い街だと思います。
ただ、今回私が取り上げたかったテーマ(と言うか、私個人の関心)はそういったスペイン経由のものではなく、直接メキシコに入ってきたアラブ文化に関してなのです。メキシコに限らずラテンアメリカはかなりアラブ系、とりあえけレバノンからの移民を多く受け入れていて、その影響がいろいろなところで見られると思うんですよね。例えば今やメキシコの国民食であるTacos al Pastorもアラブの影響が色濃くでています。レバノン系のメキシコ有名人でいえば、「世界一の金持ち」になったカルロス・スリム、いまやハリウッド女優と言えるサルマ・ハエックなどがあげられますよね。あまりそういったラテンの中のアラブと言うのは注目されてこなかったように思うのですが、(少なくともメキシコでは)個人的には興味をもっています。
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近世になってからの移民はアラブ系 内乱を避けて来たスペイン人 ユダヤ人と様々ですがアラブ系の人は商才に長けて居るようで自動車の販売店の中で特に多いでした この人たちが文化的にどの様な影響を齎したかは判りません
スペイン系の人は芸術音楽で活躍した人が多いようです
アラブ料理は会社の近くだったので昼食を摂りに良く行きました
Centro Libanes 5524-4520
Hermes #67 Col.Florida
Edit
忍者さん
仰るとおりスペインからはフランコ政権の時、多数のバスク人がメキシコに受け入れられましたが、バスク人がメキシコに与えた影響も小さくはないと思います。有名人で言えば今やメキシコを代表する映画監督であるAlejandro González Iñarritúそして彼の3作品の脚本を担当したGuillermo Arriagaもバスク系メキシコ人ですし。また、私はラテンアメリカを代表するメキシコの学術機関に在籍していましたが、ここの創設者もバスク人です。ここはすぐれた研究者のみならず、歴代大統領、政治家を多数輩出していますが、教育理念の中にやはりバスク的なものを強く感じます。メキシコの最高峰の学術機関がバスク系であるのは興味深いことです。

Centro Libanesは今もあります。メキシコにおけるレバノン系の歴史も長いですからね。

メキシコは移民に対してとても寛容な国であったと思いますし、現在もメキシコに外国人として住む者としてもそのおおらかさを感じます。

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