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がんばれメトロバス。

12月16日、ついにMetrobúsの2号線が予定より約6ヶ月遅れで開通・・したそうですが、まだ完全に完成には至っていないようです。とは言え、公式に開通を宣言はしていて、一応利用は可能なようです。オープンした昨日16日は終日無料で利用できたようです。

このMetrobús、日本人の方もメキシコシティーに在住の方はけっこう利用したことがあるのではなないかと思いますが、今日はちょっと私的なMetrobúsに関するお話を書こうかと思います。

Metrobúsの1号線は市内の大動脈であるInsurgentes通りを南北に縦断するもので、当初Dr.Gálvez(San Ángel)からIndios Verdesまででしたが、後にSalida a Cuernavacaまで拡張されました。
metrobus

これがそのMetrobúsの1号線(写真はお借りしてきました)
で、今度はEje 4 Sur沿いに東西を約20キロにわたって横断する2号線が開通したわけです。ちなみこの2号線は3つのルートがあって、TepalcatesからTacubaya, TepalcatesからCoyuyaそしてTepalcatesからPolifórumとなっております。


このMetrobúsは2002年に「環境に優しい輸送対策導入プロジェクト(PIMATT)の一環であり、当時のObrador市長の音頭で2005年より運行しているものです。このプロジェクトは世銀を通して世界環境ファシリティ(GEF)から58万ドルの資金援助を受けています。

で。
このMetrobúsの市民の評価はおそらく「Insurgentesの渋滞が少しは解消され、移動時間が読めるようになった」と言ったVialidad(交通事情)に関するところが一番大きいのではないかと思います。つまり、一般市民にとっては環境にやさしいかどうかはそれほど実感できるものではなく、Tangible(実際に見える、触れるなどできること)な結果の方が重要なわけで、渋滞解消、移動時間短縮、安全・利便性・・の方がわかりやすいわけです。

もちろん、それも重要ですが、Metrobús導入の一番の狙いは当然のことならがCO2の温室効果ガス排出削減であり、排出削減クレジットの売却にあるわけです。
運行開始2年目で38,210トンのCO2の温室効果ガス排出削減を達成し、これにより世銀を通してFondo Español de Carbónから20万ユーロを受け取っています。ちなみに、3万7千500人の人が車からMetrobús利用に切り替えた、と統計上は言われています。

私個人はCDMに関する知識は乏しいのですが、自分の領域(貧困削減対策)の観点からは興味があり、メキシコの取組みと言うのはかなり興味深いものがあります。

おそらくメキシコ在留邦人も含め、多くの日本人にとってメキシコは悪名高い汚染の国ではないかと思います。確かにメキシコシティーの大気汚染はひどいし、ベラクルスやアカプルコの海なんて水質データを見た後ではなおさら泳ぐ気にはなりません。
が、かつての日本が公害大国であった過去から多くの教訓を学んだように、メキシコも環境保全に積極的に取り組んでいると言えると思います。とりわけ現政権の気候変動に対する関心の高さは特筆するものがあると思います。

メキシコは1994年にOECDに加盟しましたが、国連気候変動枠組み条約上ではまだ発展途上国としての扱いを受けており、CO2排出削減義務もなく、国連に対する報告書提出の義務も負いませんが、報告書を提出し、非常に前向きに取り組んでいます。ただし、IEA(国際エネルギー機関)の2005年度のデータによればメキシコはCO2排出量12位(3.9億トン)とけっこう「大国」なのです。そういったポジションにあるメキシコの取り組み方と言うのは非常に重要だと思います。まあ、現大統領であるCalderón氏はエネルギー大臣経験者なのでその辺もからんでいるのでしょう。


Metrobúsは当初否定的な意見も多かったのですが、メキシコ市およびメキシコ連邦政府の狙いははずれてはいなかったと思います。

個人的にはMetrobúsの導入で重要なのはペセロをはじめとした公共のミニバス対策だと思います。ちょっと数字は忘れてしまいましたが、メキシコ市内を走るペセロのかなりの数がなんらかの不備があることが指摘されています。それは運転手の免許(無免許だったり、期限切れだったり)、だったり整備の問題だったり。また大気汚染をより悪化させる原因でもあり、そして実に事故が多いのが事実。また2号線が走るエリアは治安がよくない地域も含まれているので、治安対策上も有効だと思います。ただし、ぺセロで食べている人も多数いることから運転手の雇用問題を検討しないとならないとは思いますが。(確かうろ覚えですが、一部のペセロの運転手をMetrobúsの運転手として採用しているんだか、する予定だか、と何かで呼んだ記憶がありますが・・)

環境・渋滞解消と共に、やっぱり安全に乗れる公共交通機関が必要なのだと思います。
と、言うわけでメキシコ政府もけっこうがんばっているのだ、と言うことと市民の安全性の確保からも個人的にはもっとMetrobúsにがんばってもらいたいと思います。

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テーマ メキシコ    ジャンル 海外情報



 

Comments

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EditRe: タイトルなし
鍵コメント主様
こちらこそ、はじめまして。
ご諮問の件ですが、何度か別の方のコメントに同じことを書かせていただいておりますが、ご諮問に対してメールで返信することは基本的にいておりませんので、返信はすべて通常のコメントとしてお答えしております。
「メキシコで普段使われている言葉」ですが、あまりにも広範囲なので、端的にお答えすることはできないので、私のスペイン語ブログでいろいろメキシコスペイン語について書いておりますので、そちらをご覧になってください。
http://chevere.blog14.fc2.com/

以上回答にはなっていないかもしれませんがよろしくお願いします。

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