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Quemar las Naves

最近えらい勢いで映画を観ています。ここでのレビューが全然追いついていないのですが、まあ、ボチボチ書いていこうと思います。と、言うわけで2009年の第一弾はQuemar las Naves(2008年 メキシコ)
Quemar Las Naves (Burn The Bridges)
Quemar Las Naves (Burn The Bridges)
公開されたときけっこう話題になっていましたが、劇場での鑑賞は見逃してしまったので(その頃はけっこう仕事が忙しく、出張も重なっていたので)結局おうちで相方とDVD鑑賞。ちなみに私はDVDをかなり買っていますが、全部オリジナル。メキシコなので買おうと思えばいくらでも海賊版が買えますが、やっぱり粗悪品が多いし、映像もイマイチな映りなので海賊版は買わないようにしています。このQumear las NavesはMix Up(メキシコ版タワーレコード)で確か106ペソくらいで購入。まあ、ちょっと高めですが、映画館で2人分のチケットと同じくらいの金額なので、そう考えると高くはないかな、と。

話は映画に戻って。
この映画はFrancisco Francoの長編第一作で、ARIELやMorelia映画際でいくつかの賞を受賞しています。Zacatecasを舞台に、重病の母親と2人の兄弟の葛藤を繊細に、そしてもろさの中に垣間見る強さも同時に描いて荒削りではあるけれどもなかなかよい映画だと思います。

昔有名な歌手だったけれども今はベッドから起き上がることの出来ず、死期が近づく母親とその看病に明け暮れ外出することもできない姉と、家のことは姉に任せて(一見)普通に学生生活を送る弟。離婚して離れて暮らし、家族のことを気にしながらも直接助けることの出来ない父とその家族。思春期のとまどい、セクシュアリティ、漠然とした未来への期待と現実にとらわれて不安に押し殺されそうになる兄弟をZacatecasの美しい風景と共に描いています。テーマとしては特にメキシコでなくても、多分どこの国でもありそうなテーマで、おそらく誰が見ても共感できる部分はあるのではないかと思います。

特に大きな見せ場があるわけではなく、淡々としているのだけど、その淡々とした中にもそれぞれの人物の心の波が現れていて、その波に観る者が揺さぶられていくように思います。映画の中で海を見たことがない、と思っている弟が海の絵を部屋に描くというシーンがありますが、全体を通して心の波が描かれた作品なのだと思います。

ちなみに、タイトルのQuemar las Navesとは日本語に訳せば「背水の陣」ですが、なんと言うか、子供から大人に移り変わる思春期に、今後の自分の生きる道を選ばなければならないとき、もしかするともう戻れないかもしれない、その道を選ぶことによって失うものの方が大きいのかもしれない、そんな悲壮感を伴った決意を下す、そんな意味合いで使われていると思います。

日本で手に入れることは難しい作品だと思いますが、メキシコに滞在する機会があればMix Upなどで入手できるのでご覧ください。

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