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メキシコで一番有名な日本人 多分完結編。

このブログで2度ほど取り上げた「メキシコで一番有名な日本人」ことノハラ ヒロシさんの続報が入ってきました。前回空港での寝泊り生活を脱出、メキシコシティー南部に住む「オユキ」と呼ばれる日本人夫を持つメキシコ人女性との奇妙な同居生活に突入、無事にゆっくり年越しができたようです・・というお話を書きましたが、なんとこのノハラさん、再び空港生活に逆戻りしたというお話。

いわくこの「オユキ」さんとの生活ですが「誰とも会うこともない閉じ込められたような生活が嫌だった」んだそうです。前回「そりゃあ、ちゃんとした家で寝泊りするほうが空港生活よりいいに決まっている」というようなことを書きましたが、このノハラさんにとってはそうではなかったようです。

ま、確かに空港にいれば有名人になったわけだし、いろいろな人も訪れ、空港職員とも友情が芽生えていたようなので、誰とも会わない・・ということはないわけで。
ゆっくりとプライバシーの確保された空間より、誰彼なく訪れ、見られる空港生活の方が彼の好みだったんですね・・そうじゃなきゃ100日以上も空港で生活するわけはないか・・と妙に納得。

そして、先日、ついにノハラさんメキシコを出国したそうです。とりあえずサンフランシスコ行きのチケットだったので米国に向かった、とのことです。今頃は日本に戻っていることでしょう。

このノハラさんの話題ですが、個人的には日本も不況にあえぎ、派遣村とか話題になるほど職を失う人、見つけられない人があふれている状況を考えると、別に日本人が空港である種のホームレス生活を送ってもそれほど驚きでもないし、別に「日本の恥」だとは思いません。だって、実際に日本はそういう危機的状況にあるわけですし。むしろ、個人的には日本の現状をメキシコ人、あるいは世界の人に知らせるひとつの話題だったのではないかと思います。(ノハラさんが本当にお金がないから空港に居たのかどうかは結局真相はわかりませんが)

そして、個人的に興味深かったのは日本人とメキシコ人のノハラさんをめぐる考え方の違い、でした。日本人の多くは、それが在墨邦人であれ、日本に居る日本人であれ、ノハラさんのこの行為に好意的な人、好意的とは言わないまでも批判的ではない人・・は非常に少数だったと思います。つまり、その多くは「日本の恥」として非難していましたが、一方メキシコ人はというと総じて好意的であったと思います。それは日本人空港ホームレスというのがものめずらしかったこともあるだろうし、メキシコ人は基本的に親日家だし、別に犯罪犯しているわけでもないし、個人の自由なんじゃない?というリベラルな意見だったり、ある程度幅はあるものの、非難する人は少なくとも私の周りにはいなかったです。
思うにやっぱりメキシコ人は一般論として社会的弱者に対して寛容であるというか、慈悲の心を持っている人が総じて多いと思います。(ただし、突っ込んで言うとノハラさんがもし中米人であったとしたらまた別の話だったのではないかと思いますが・・)

事実空港職員の1人は「いつもあそこにノハラさんがいるのが当たり前になっていたので、いなくなってさびしい」とコメントしていました。本当かどうかわかりませんが、ノハラさんも年内にまたメキシコにぜひ来たい、そして空港のみんなに会いたい・・とコメントを残していたようです。

最初に述べたように、私個人はノハラさんのこの行為を「よい」とも「悪い」とも思いませんが、日本人とメキシコ人の受け止め方の違いに少なからず興味を覚えたこと、そして、在墨邦人のひとりとして、こういうメキシコ人の寛容さ、暖かさがあるからこそ通算7年にわたる私のメキシコ生活も平穏に過ごすことができているんだな、と思った次第です。

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