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MÉXICO 2010...NADA que Celebrar

もう9月ですが、9月といえばメキシコでは9月16日の独立記念日がることからEl Mes de la Patria(祖国月間)と言って9月は町中がメキシコ国旗の3色(赤・白・緑)でデコレーションされ、メキシコ人もメキシコ国旗をモチーフにしたものを身につけたりとお祝いムードがかなり高まります。
ましてや今年は独立200周年、メキシコ革命100周年にあたるため、今年の独立記念日はかなり派手に祝われることとなっています。そんな中、9月3日に公開される問題作El Infiernoをご紹介したいと思います。

この映画はここで既に紹介しているLa Ley de Los Herodesの監督であるLuis Estradaの作品で、La Ley de los Herodes(1999)はメキシコの政治システム(Sistema Político)に関する映画であり、その次に発表されたUn Mundo Maravilloso(2006)がメキシコの経済システム(Sistema Económico)に関する映画だったわけですが、今回のEl Infiernoはその両システムの「結果(Consecuencia)」であると言えます。
つまりそれはメキシコが抱えるNarco(マフィア)の問題を取り上げ、メキシコの過去約30年に遡る両システム(政治・経済)の歪みがNarco問題と言う社会システム(Sistema Social)に集約されることを描いている映画であると言えるのではないでしょうか。
ちなみに、Un Mundo Maravillosoに関してはこのブログでも取り上げようと思いつつそのままになってしまっていますが、この映画は私の好きな映画であり、自分の専門が貧困問題ときっても切れない関係にあることから、非常に興味深く、メキシコ(あるいはラテンアメリカ)における貧困問題に関して改めて考えさせられた映画でもありました。
La Ley de los Herodes、Un Mundo Maravilloso、El InfiernoはLuis Estradaの3部作といえると思いますが、それは単に同じ監督が一定のテーマの下製作したというだけでなく、出演している俳優陣もまさにチームとでも言えるほど一体化しているところですが、この3部作全てで主演を演じるDamián Alcázarはこのブログでも既に紹介していますが、メキシコを代表する俳優の一人で、個人的にも、そしてLuis Estradaが絶賛するとおりメキシコでもっとも素晴らしい俳優だと思います。ほかにはDaniel Giménez CachoやErnesto Gómez Cruz など名優がずらりと脇を固めます。

そのほかにも3部作全てに共通するのは強烈なブラックユーモアと痛烈な風刺。メキシコを知らない方にはわかりにくい内容ではあるのですが、個人的にはLuis Estradaのブラックユーモアはとにもかくにもメキシコ的で笑いながらもやがて悲しきメキシコを感じます。

El Infierno・・この独立記念を祝う9月にあえて公開をぶつけてきたその真意を映画を観ながらじっくり感じとっていただきたいですし、ぜひ、この機会にLuis Estrada3部作をすべて見られる事をお勧めしたいと思います。
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テーマ メキシコ    ジャンル 海外情報



 

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